2001年11月5日

10. 宇宙は無限?

中学一年生のとき、学校の帰りに友だちと宇宙は広いなぁって話をしてたんです。
その時、僕の心に何か引っかかるものがあってね。
家に帰ってから、一人で宇宙の大きさを想像したんですよ。
想像してると、どんどん、どんどん広がって、キリがないほど広がって・・
宇宙の端まで行くと、その外側があるわけだし、その外側にも端があって・・
『これは、おかしいぞ』って思いました。

僕は学校の先生に聞いてみたんです。
『宇宙の外側はなに?世界はどうなってるの?』って。
先生はあっさりと嬉しそうに『宇宙は無限ですよ』だって。

僕は納得できなくてね。
自分なりに宇宙が無限でないことを証明したんですよ。
もし何十光年かおきに僕の友だちがいるとしたら・・
宇宙が無限だったら、僕の友だちが無限にいるってことになってしまうわけで・・
友だちはたくさんいてもいいけど、無限にいるのは絶対に友だちとは言えない・・
ということは、宇宙はやっぱり有限だ、ってことになったわけです。

で、宇宙が有限だと、その外側が気になるわけですよ。
気になるけど、わからない・・・
そんなわけの解らない世界で、みんなが平気な顔で街を歩いているのが不思議でしたね。

で、僕はあることを思いつきました。
『そうだ!成人式だ!・・二十歳になるとみんな成人式とやらに行くらしい・・きっと、成人式でこの世界の秘密が明かされるんだ!』って。

高校生になって、そんなはずないなって思いましたけどね。


付録
僕が読んだ本によると、宇宙の外側は無だって。
そもそも宇宙は無から生まれて、どんどん広がって・・
そして、ある程度広がると今度は収縮して、また無になるんだって。

ってことはですよ、宇宙の外側の無の世界にもいっぱい宇宙があってもいいわけで、
いっぱい宇宙があるかもしれないのに、無って言い張るのも大人気ないように思うんですが・・。

その時の教訓
1. わけの解らない世界かも知れないけど、なかなか面白い世界だ。
2. わけが解らないから、面白いんでしょうね。

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