以前、本を読んでいて木を見直したことがありました。
木は根から水分を吸い上げて、葉っぱの一枚一枚にまで、水を供給しています。
ま、そんなことは誰でも知ってることなんですが。
ただね・・例えば、何十メートルもあるような大きな木の場合、木のてっぺんまで、すごい量の水を吸い上げているらしいんですが、もしポンプで同じ高さまで同じ量の水を吸い上げようとしたら、かなりたいへんらしいんです。
木の上に載らないぐらいの大きなポンプがいるらしいんですよ。
それを読んで、僕は『木もなかなかやるなぁ〜』って、ちょっと感動したわけです。
で、そんな思いで、周りのいろいろな物を見てみると・・虫や雑草や、カエルや雀、まあ、いろんなものが、いろんな形ですごいわけです。僕には到底できないようなことを、平気でやっているんですよ。
そういう風に考えてくると、鉄や土や水なんかも、なかなかすごいんじゃないかなぁって思えてきてね。
要するに、その時僕は、周りのいろんなものを見直したわけです。
僕もなかなかすごいけど、みんなもすごいなぁって。
あれからだと思いますよ。僕が謙虚になったのは。

その時の教訓
1.　自信と謙虚さ、同じくらい大切ですね。
2.　僕もこれでホントはかなり謙虚なんです。