2002年6月28日

22 朝食のパンをあげるとき

以前も書いたアムステルダムのユースホステルでのことなんですが、ユースの食堂でセルフサービスの朝食を受け取りテーブルに座って食べようとすると、フランス人の女の子が自分の朝食のトレイを両手で持ち、僕の横に来てにっこりしていました。
もちろん僕は彼女に隣の席をすすめ、一緒に朝食をとったんです。
二人共ぎこちない英語でしたが、なんとか楽しく話をしていました。
何を話したかよく覚えてないんですが、彼女が自分のパンを僕にすすめてくれたことだけはよく覚えているんです。
「あなたは大きいです。私は小さいです。私は小さいからパンは一つで十分なんです。だけどあなたは大きいから、もっとたくさん食べなければいけませんよ。このパンは私がまだ口を付けていないパン(2つあった内の1つ)なんです。よかったら食べてくれませんか?バターとジャムは私が少し使ってしまったけど、もしあなたがそれでもいいなら、これも食べてくださる?」

その時の教訓
1. すごい!こんな丁寧で謙虚なすすめかたもあるんだなぁ、と感心しました。
2. もちろん、いただきましたよ。彼女は喜んでコーヒーのおかわりも持ってきてくれました。

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